観葉植物初心者でも育てやすいと言われている「ベンジャミンバロック」。しかし、置き場所や水のやり方には注意が必要です。
そこで今回は、ベンジャミンバロックの育て方や注意点について説明します。日当たりの良い場所に置くことがベストですが、エアコンの風が当たらないように置く場所にも気をつけましょう。さらに虫から守ることも大切です。
また、ベンジャミンバロックは増やすことも可能です。増やしていろいろな場所に置いてみませんか。
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ベンジャミンバロックの基本の育て方と置き場所について
ベンジャミンバロックは細い枝が何本も出て幹や枝の下部から上部まで全体にクルッと丸まった葉が付きます。
葉が落ちづらいので手入れが楽で、クルッと丸まった艶のある葉が人気のポイントです。
観葉植物の中では比較的育てるのが簡単なのも人気に一役買っているのでしょう。
観葉植物の多くは本来は熱帯で自生するものが多いです。ベンジャミンバロックもそのひとつなので、日本では夏にぐんぐんと伸びて冬の間は休眠します。
熱帯からきたのならば日向で熱い環境がよいのであろう…と思われる方は多くその通りなのですが、7月から9月の直射日光には注意が必要です。人が環境に慣れるように植物も長い間置かれている環境に慣れます。日本の気候に慣れたベンジャミンバロックにとってはやはり夏の強い日差しは暑すぎるのです。葉焼けを起こすと直らないので、強い日差しが当たらないように場所を移動させたり簾などをかけて当たらないようにしてあげましょう。
冬は窓の近くに置くと冷気が直接あたり弱ってしまう場合があるので、窓から離すか部屋の奥に移動させましょう。
ただ、外に置いておくと土の中に虫が入る場合があり、温かい室内で孵化したり這い出したりする場合があります。それを容認するか、屋内に入れる時に虫の駆除剤を使用するなどの対策を行うことをおすすめします。
寒い冬や暑い夏の間のベンジャミンバロックの育て方
ベンジャミンバロックは乾燥よりも水のやりすぎで根を腐らせてしまうことに注意しましょう。
水は鉢の土の表面が乾いたらあげるようにして、鉢の底の穴から水が出る程度あげます。水をかけてから1時間程度で鉢皿に水が溜まるので、その水を捨てましょう。鉢皿に水が溜まっていると鉢の底からの空気の通り道を塞いでしまい、根が腐ってしまう要因となります。水をあげた後は、鉢内の水が出きった頃を見計らって捨てるようにしましょう。
夏の間は元気に生長するので水もよく吸いますが、気温が低下してくるとその量が減ってきます。
それに合わせて水やりの間隔を長くしていかないと鉢の中に水が溜まってきて根腐れを起こさせてしまいます。気温の変化に合わせて水をあげる量を調節する必要があるのです。真冬の間は土の表面が乾いて白くなってから4日くらいしてからあげるようにするとよいでしょう。但し置き場所が暖かい場合にはその気温に合わせて調節が必要です。よく分からない場合には多めよりは少なめにして、その代わり葉水をしっかりと行うようにするとよいでしょう。葉の表と裏側、幹にもかけてあげましょう。
ベンジャミンバロックを虫から守るために
ベンジャミンバロックは丈夫なので虫は付きづらいのですが、葉が乾燥していると虫が付いてしまう場合があります。
よくつく虫の退治方法は、ハダニやアブラムシの場合には濡らしたティッシュなどで拭き取ってしまいましょう。高水圧で吹き飛ばすことも可能です。カイガラムシはくっつく力が強く水圧で取れづらいので割り箸などでつまんで一匹ずつ取るのがおすすめです。
虫が付いた範囲が広い場合には薬剤を使用するとよいでしょう。
虫は付き始めるとどんどん増えます。毎日葉の裏までよく調べて見るようにして早期発見できるように努めると被害を最小に抑えることができます。
ベンジャミンバロックの育て方がわかったら、増やすことも可能です
ベンジャミンバロックは枝が混み合ってきたら剪定してあげましょう。
剪定した枝を挿し木して増やす事もできます。
剪定と挿し木は生育期の初期5月から6月頃に行うのが最適です。
剪定は混み合っている部分の枝を良く切れるハサミで切ります。挿し木にする場合には切り口が斜めになるようにして水を多く吸い上げられるようにします。
ベンジャミンバロックには風水効果も!一人暮らしの人にもおすすめです
何事も信じているとその通りになっていく場合が多々あり、人は心の持ちようで体調までもが変わる生き物です。
ベンジャミンバロックが好きで置いておくと運勢までもが良くなると考えていると、本当に良くなっていく可能性があります。好きなものを見ていると人は幸福感を感じ、それは心のエネルギーとなります。また、植物には得体の知れないエネルギーがあると言われています。そのため木を切ると良くない事が起こるとも言われています。
気に入った観葉植物を置いておくと心身の栄養源となってくれることでしょう。