幹や葉の形が特徴的で格好いいイメージがあるユッカ・ロストラータ。
インテリアとしても人気ですが、屋外で育てるのもおすすめです。
その高さは数メートルにもなりますし、何といっても耐寒性があるので屋外で育てることも割と簡単です。
では早速ユッカ・ロストラータの育て方を紹介します。
まずは基本点な育て方、水やりや肥料のやり方を確認してください。
地植えにする場合は、水はけに注意すると元気に成長するでしょう。
その後の剪定や植え替えなどの育て方も確認しておきましょう。
是非迫力あるユッカ・ロストラータをお育てください。
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ユッカ・ロストラータの基本的な育て方。水や肥料について
ユッカ・ロストラータはシャープでカッコいいという理由から人気を集めている観葉植物です。
観葉植物を育てるために必要なことはいろいろありますが、まずは基本的な水やりと肥料について理解しておきましょう。
水やり
ユッカ・ロストラータは温暖な地域が原産地なので、乾燥していてもそれほど問題ありません。
なので水やりのペースとしては、土の表面が乾いてからでOKです。
あまり頻繁に水やりをしてしまうと、吸収しきれずに逆に根腐れを起こして枯れてしまうことがあります。
土の表面が乾き、土が少し硬くなったら十分に水やりをして下さい。
鉢の底から水が漏れるくらいあげましょう。
肥料
肥料は、なんと一年に一度だけでOKです。
これから成長期に入るという春先に一度だけ与えれば、あとは次の春まで肥料を与える必要はありません。
ユッカ・ロストラータは耐寒性があるので育てやすい植物
観葉植物は冬に枯れてしまうことが多いようです。
冬の寒さに耐えられず、また適切な気温で育てられなかったことが主な原因です。
多くの観葉植物の場合、耐寒性が高いとされている品種でも0度~5度と言われています。
ユッカ・ロストラータは耐寒性が高いので、管理の難しい冬でも育てやすいと言えます。
なんとマイナス18度くらいまでは大丈夫ではないか、とされています。
ユッカ・ロストラータを地植えする場合の育て方と注意点
ユッカ・ロストラータは順調に成長を続けると、なんと3mを超えるほど大きくなる観葉植物です。
しかも、地植えをした方がユッカ・ロストラータが早く成長するとか。
ただ一つ、水はけのいい土に植えて下さい。
水はけのいい土に植えられれば、ユッカ・ロストラータは元気に育つはずでしょう。
砂を混ぜると水はけが良くなります。
雨水で十分なので、水やりをすると水分過多になってしまいます。
ユッカ・ロストラータのその後の剪定などの育て方
ユッカ・ロストラータの葉は、定期的に剪定する必要があります。
というのも、ユッカ・ロストラータは下葉を枯らしながら成長するという特徴があります。
冬につれて下葉が枯れてくるので、春の成長期に向けて切ってやる必要があります。
剪定と同じように必要なのが植え替えです。
とてものんびり成長するユッカ・ロストラータですが、植え替えをした方が成長のスピードはアップします。
成長すると小さな鉢では窮屈になるので、定期的に植え替えをしてベストサイズの鉢に収まっていた方が居心地も良く成長しやすいですからね。
根詰まりは栄養や酸素を吸収出来なくなるので、ユッカ・ロストラータの元気を奪ってしまうことにもなります。
年に一度、暖かい季節に剪定と植え替えを行いましょう。
ユッカ・ロストラータの子株や病害虫について
ユッカ・ロストラータは、子株が出にくい観葉植物だと言われています。
子株が出てくるのは親株が枯れてきてからなので、子株が出る前に処分されて気付かずにいるケースもあるでしょう。
子株が出てきたら、またユッカ・ロストラータを育てることが出来るので、枯れてもすぐに処分しないで待ってみるといいですよ。
見た目にも決して気分のいい光景ではありませんが、やはり心配なのが観葉植物に与える被害です。
早期に発見し駆除を行えば、観葉植物にはほとんど被害を与えずに済みます。
害虫の駆除には薬剤をすぐに連想すると思いますが、薬剤はどうしても観葉植物にも影響を与えます。
最初から強力な方法で駆除を始めるのではなく、歯ブラシなどで優しくこすり、観葉植物に刺激を与えない方法からスタートして下さい。
それでも害虫が残ってしまう場合は、薬剤を使用して完全に駆除するべきです。
ですが、カイガラムシのメスは、薬剤がほとんど効かないのです。
カイガラムシのメスは成虫になると、自分の分泌物で体を覆いあらゆることから身を守ります。
害虫を駆除出来ないのなら、なおさら薬剤をしても意味がありませんね。
迫力のあるユッカ・ロストラータが庭にあると、何とも言えない高揚感を感じられるでしょう。