ユッカ・ロストラータの基本的な育て方。迫力があるのは屋外栽培

幹や葉の形が特徴的で格好いいイメージがあるユッカ・ロストラータ。

インテリアとしても人気ですが、屋外で育てるのもおすすめです。
その高さは数メートルにもなりますし、何といっても耐寒性があるので屋外で育てることも割と簡単です。

では早速ユッカ・ロストラータの育て方を紹介します。

まずは基本点な育て方、水やりや肥料のやり方を確認してください。
地植えにする場合は、水はけに注意すると元気に成長するでしょう。

その後の剪定や植え替えなどの育て方も確認しておきましょう。

是非迫力あるユッカ・ロストラータをお育てください。

ポトスの水栽培で増えた根っこは切らないで。おすすめな育て方

葉っぱがかわいい観葉植物のポトス。育てるのに手間もかからず、水に挿すだけで簡単に増やすことも出来るの...

観葉植物ベンジャミンの育て方。置き場所や水やり、基本のお世話

ベンジャミンは人気の観葉植物で、お部屋のインテリアとしてはもちろん、お店などでもよく目にする植物です...

竹のような見た目の観葉植物の種類や育て方について知りたい

観葉植物にはさまざまな種類がありますが、その中でも竹のような見た目や名前をしているものもあります。...

ガジュマルは観葉植物初心者でも育てやすい木。基本の育て方

観葉植物のガジュマルは個性的な幹が印象的な人気の植物です。ガジュマルは数ある観葉植物の中でも、丈夫で...

モンステラの挿し木に失敗した、その原因や改善策は

モンステラは特徴的な葉の形をしていて、部屋に飾ると南国な雰囲気を演出することが出来るので、人気のある...

モンステラの茎から伸びる気根は切る?気根のお手入れ方法

モンステラを育てていると、茎から根のようなものが生えてきます。初めてモンステラを育てる方は、ちょっと...

ポトスを水差ししたままにすると根が腐る?水栽培する際の注意点

ポトスが大きく育つと剪定をし、カットした茎を水差しして増やす方が多いと思います。ポトスは水栽培ができ...

【モンステラの育て方】夏とは違う冬の間の育て方の注意点

モンステラを育て始めて、初めの冬を迎えるときには、育て方にも注意が必要です。夏の育生期とは、水やりや...

パキラの花の咲かせ方や、育てるコツについて知りたい

パキラという植物をご存知でしょうか。お家で観葉植物を育てたことがある人であれば、聞いたことがある...

ウンベラータの土を好む害虫の正体と対処法、予防方法を解説

ハート型の大きな葉が可愛らしいウンベラータですが、乾燥した土を好む害虫が潜んでいる可能性があります。...

モンステラの剪定や、水栽培のやり方について知りたい

モンステラは、独特な葉の形をしていて、生命力が高く、そのおしゃれさと育てやすさから人気の高い観葉植物...

室内の観葉植物の植木鉢に発生しやすい虫の種類と駆除方法

室内で観葉植物を育てていると、植木鉢に発生する虫の駆除も必要なお世話です。屋外で育てるほどではないで...

プラントリアンヌ

アスパラガス・スプレンゲリーの育て方。置き場所や水やり、肥料

観賞用のアスパラガス・スプレンゲリーは、葉に光沢があり、繊細な葉が印象的です。インテリアとしても人気...

ペペロミアホープの育て方!上手に育ててお部屋のインテリアに

お部屋に観葉植物を飾りたいと思ったときは、ペペロミアホープがおすすめです。ペペロミアホープは育て方が...

ドラセナワーネッキーレモンライムの育て方。基本のお世話

ドラセナは幸福の木とも呼ばれ、観葉植物の中でも人気の高い品種です。お部屋のインテリアとして置いている...

ユッカ・ロストラータの基本的な育て方。水や肥料について

ユッカ・ロストラータはシャープでカッコいいという理由から人気を集めている観葉植物です。

観葉植物に関心を持っている方は女性が多いイメージですが、ユッカ・ロストラータはこの見た目が関係しているためか、男性からの人気も高いという特徴があります。いずれにしても、観葉植物を育てるからには健康で美しくお世話をしたいですよね。
観葉植物を育てるために必要なことはいろいろありますが、まずは基本的な水やりと肥料について理解しておきましょう。

水やり

ユッカ・ロストラータは温暖な地域が原産地なので、乾燥していてもそれほど問題ありません。
なので水やりのペースとしては、土の表面が乾いてからでOKです。

あまり頻繁に水やりをしてしまうと、吸収しきれずに逆に根腐れを起こして枯れてしまうことがあります。

土の表面が乾き、土が少し硬くなったら十分に水やりをして下さい。
鉢の底から水が漏れるくらいあげましょう。

肥料

肥料は、なんと一年に一度だけでOKです。
これから成長期に入るという春先に一度だけ与えれば、あとは次の春まで肥料を与える必要はありません。

ユッカ・ロストラータは耐寒性があるので育てやすい植物

観葉植物は冬に枯れてしまうことが多いようです。
冬の寒さに耐えられず、また適切な気温で育てられなかったことが主な原因です。

多くの観葉植物の場合、耐寒性が高いとされている品種でも0度~5度と言われています。

実際に冬の間この気温の中で育てていると、やはり枯れたり元気がなくなってしまうようです。あくまでも耐えられる温度なので、冬の間ずっと我慢させていては良くありません。

ユッカ・ロストラータは耐寒性が高いので、管理の難しい冬でも育てやすいと言えます。

なんとマイナス18度くらいまでは大丈夫ではないか、とされています。

他の観葉植物の耐寒性と比較しても、圧倒的に高い耐寒性を持っています。これだけ高い耐寒性を持っているなら、地域によっては一年中屋外で育てることも十分に可能です。

ユッカ・ロストラータを地植えする場合の育て方と注意点

ユッカ・ロストラータは順調に成長を続けると、なんと3mを超えるほど大きくなる観葉植物です。

しかし、ここまでの大きさに育てるのは根気のいる作業です。ユッカ・ロストラータは成長スピードが遅く、なんと一年で数cmしか伸びないようです。数cmから3mまでに成長するには、かなりの年月が必要なことは簡単に想像が出来ますよね。いつしか3mのユッカ・ロストラータに育つためにと、地植えをする方も多いようです。
しかも、地植えをした方がユッカ・ロストラータが早く成長するとか。

ただ一つ、水はけのいい土に植えて下さい。
水はけのいい土に植えられれば、ユッカ・ロストラータは元気に育つはずでしょう。

砂を混ぜると水はけが良くなります。

地植えをしたら、水やりはしないで下さい。
雨水で十分なので、水やりをすると水分過多になってしまいます。

ユッカ・ロストラータのその後の剪定などの育て方

ユッカ・ロストラータの葉は、定期的に剪定する必要があります。

というのも、ユッカ・ロストラータは下葉を枯らしながら成長するという特徴があります。

冬につれて下葉が枯れてくるので、春の成長期に向けて切ってやる必要があります。

剪定と同じように必要なのが植え替えです。

とてものんびり成長するユッカ・ロストラータですが、植え替えをした方が成長のスピードはアップします。

成長すると小さな鉢では窮屈になるので、定期的に植え替えをしてベストサイズの鉢に収まっていた方が居心地も良く成長しやすいですからね。

植え替えをせずにいると、狭い鉢の上で根が伸びていくので、行き場を失って根詰まりを起こしてしまいます。
根詰まりは栄養や酸素を吸収出来なくなるので、ユッカ・ロストラータの元気を奪ってしまうことにもなります。

年に一度、暖かい季節に剪定と植え替えを行いましょう。

ユッカ・ロストラータの子株や病害虫について

ユッカ・ロストラータは、子株が出にくい観葉植物だと言われています。

子株が出てくるのは親株が枯れてきてからなので、子株が出る前に処分されて気付かずにいるケースもあるでしょう。

子株が出てきたら、またユッカ・ロストラータを育てることが出来るので、枯れてもすぐに処分しないで待ってみるといいですよ。

また観葉植物を育てる上で、注意しなければならないのが害虫です。最も発生しやすく、定番とも言える害虫がハダニやカイガラムシです。

見た目にも決して気分のいい光景ではありませんが、やはり心配なのが観葉植物に与える被害です。
早期に発見し駆除を行えば、観葉植物にはほとんど被害を与えずに済みます。

害虫の駆除には薬剤をすぐに連想すると思いますが、薬剤はどうしても観葉植物にも影響を与えます。

最初から強力な方法で駆除を始めるのではなく、歯ブラシなどで優しくこすり、観葉植物に刺激を与えない方法からスタートして下さい。

それでも害虫が残ってしまう場合は、薬剤を使用して完全に駆除するべきです。
ですが、カイガラムシのメスは、薬剤がほとんど効かないのです。
カイガラムシのメスは成虫になると、自分の分泌物で体を覆いあらゆることから身を守ります。

害虫を駆除出来ないのなら、なおさら薬剤をしても意味がありませんね。

ユッカ・ロストラータは日本では希少価値が高く、大きなものになるとなかなかな金額で販売されているようです。希少価値が高いからこそ、ユッカ・ロストラータへの憧れも強くなり、感じる魅力も倍増します。

迫力のあるユッカ・ロストラータが庭にあると、何とも言えない高揚感を感じられるでしょう。