観葉植物を旅行で枯らさない!留守中の水やりやおすすめの対策

長期休みを利用しての家族旅行や、年末年始で家を長い間留守にする場合に、自宅でお世話している観葉植物のことが気になって仕方がないという主婦の方はいませんか。

観葉植物のことが気になってしまっては、せっかくの旅行も楽しめませんし、きちんとした対策ができないまま旅行に出かけてしまったことで観葉植物を枯らしてしまっては残念です。

ここでは、旅行中の観葉植物の水やりの工夫や、おすすめの対策について紹介します。
適切な対応を知って、安心して旅行に出かけてくださいね。

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2~3日の旅行の場合は観葉植物の水やり対策は不要です

観葉植物がお部屋にあると部屋も明るくなり癒やし効果もありいくつか飾っている方もいると思います。

しかし、予め予定していた旅行や急な用事で家を2~3日あける時など、観葉植物が枯れてしまわないか心配になることがあると思います。

枯れてしまわないための方法を知っておくことで、元気な状態で観葉植物を楽しむことができます。

観葉植物の管理でポイントとなるのが水やりと日当たりです。

旅行中の水やり

日頃から観葉植物の水やりをしていてどれくらいで土が乾き水やりをすればよいかがわかる方なら何となくでも水やりのタイミングがわかると思います。

観葉植物を購入したばかりで、管理の仕方がよくわからないという方は2~3日程の外出であれば出かける前に多めに水やりをすれば大丈夫です。

既に土が濡れている時に多めに水をあげすぎてしまうと根腐れを起こしてしまうこともあるため、鉢の底から水やり後に水が出てきたら水やりは十分です。

旅行中の日当たり対策

普段はある程度、日に当てる時間が必要ですが外出している間に常に日光が当たる場所に置いておくと枯れてしまうことがあります。

風通しの良い涼しい直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。

5日程度の旅行に対応できる観葉植物の水やり対策

家を空ける期間が5日程度の場合は、留守中にも水やりができる工夫が必要になります。
自分で水やりをしなくても、鉢にセットしておくことで自動的に水やりができる物があります。

旅行中はペットボトルを使った水やりを行う

こちらは自分で作ることができます。

作るにはペットボトルの蓋に穴を開ける必要があるため、穴を開ける道具を準備しましょう。

作り方

  1. ペットボトルの蓋の内側から小さい穴を2、3箇所開けます。
  2. ペットボトルに水を入れ蓋をしたら、逆さまにして鉢にさします。
  3. ペットボトルが倒れない様に紐や割り箸などで支柱を作りペットボトルが安定するように調整すれば完成です。

吸水キャップ

園芸用の吸水キャップがあります。こちらは、自分で穴を開けるのが苦手という方におすすめです。吸水キャップは100均でも購入することができます。

ペットボトルに水を入れ吸水キャップを取り付けて鉢にセットするだけで完成です。

吸水キャップによって長さや形状が違い安定しやすい物もあります。

1週間以上の長期旅行の場合の観葉植物の水やり方法

外出する期間が1週間以上などの長期の場合はペットボトルなどでは水やりが追いつかないことが多いです。

長期で水やりを自動でしてくれる物を利用するのがおすすめです。

実際にホームストアなどの園芸コーナーでも購入することができますが自分で作ることもできます。

また、鉢植えの大きさや数によっても違ってくるので鉢植えの大きさや数に合った物を準備しておきましょう。

旅行中に自動で水やりを長期でしてくれる仕組み

バケツなどに入った多めの水をガーゼや綿などを使いゆっくりと鉢植えの土に向かい水を浸透させていきます。

作り方

  1. 自分で作る場合は、ガーゼやタオルなどを細長く切った物を用意します。
    この時、作る長さはバケツの底から鉢植えの土にさすことが出来る長さが必要です。
  2. 水を多めに入れたバケツに1の片方を入れ、もう片方を鉢植えの土に少し差し込んでおきます。

これで、水を自動で浸透させて土まで水が行き渡ります。鉢植えが大きい場合はバケツを大きめにすると良いです。

水を使わずに出来る観葉植物の水やり対策

水をそこまで多く必要としない観葉植物に関しては、水を使わない方法で状態を保つことができます。

濡らしたタオル

鉢植えの底に濡らしたタオルを敷いておく方法もあります。
濡れたタオルをフローリングの上に長時間置いて、トラブルが心配な場合は水が浸透しない物を敷いてから濡らしたタオルを敷くと良いです。

ビニール袋

観葉植物の葉から水分を出すことを遮断するために、大きめのビニール袋で上から覆う方法もあります。

しかし、ビニール袋の中で熱がこもってしまい、逆に枯れてしまうこともあるため、ビニール袋をかぶせる場合は涼しい場所で直射日光が当たらない場所に保管しましょう。

預け先を探す

観葉植物の種類によっては温度管理や湿度の影響を受けやすくデリケートな物もあります。

不在にする期間が長く、自分の観葉植物が「帰宅時に枯れていそう」と少しでも不安に思うときは預けることも必要です。

観葉植物のことが心配で気になってしまうより、預けてしっかり管理してもらいましょう。

お店によっては植物店で預けることができる場合があります。自宅近くにそういったサービスのお店がないか確認してから出かけるのがおすすめです。

冬の旅行で注意したい観葉植物の対策

植物は置いてある室内の温度によっては枯れてしまったり、元気がななりしおれてしまうことがあります。

家を長期間不在にする時などは、室内の温度管理がどうしても難しくなってしまいます。
そのため、普段とは違った気をつけておきたい観葉植物管理のポイントがあります。

観葉植物の置き場所

冷気が入りやすい朝方や夕方から夜間にかけてなど、日中との温度差の激しい窓際には置かない方が良いです。

部屋の中央など温度さが激しく変動しない位置に置くのがおすすめです。

冷気を遮断

鉢植えに一手間加えて冷気を遮断することもできます。

冷気が当たらないように紙袋に観葉植物をそのまま入れておくこともできます。

ちょうど良い大きさの紙袋がない場合はいくつか換気用の穴を開けたビニール袋に入れておくこともできます。

見た目が気になるという方には、観葉植物の鉢よりも少し大きめの鉢を用意して鉢を二重にする方法もあります。