ドラセナは幸福の木とも呼ばれ、観葉植物の中でも人気の高い品種です。お部屋のインテリアとして置いている方も多く、よく目にすることも多いと思います。そのドラセナの品種の一つ、ドラセナワーネッキーレモンライムはどのように育てれば良いのでしょうか?
そこで、ドラセナワーネッキーレモンライムの育て方についてご紹介します。育て方は、他のドラセナの種類と、同様の育て方になります。水やりのポイントや肥料についてなど、元気に育てるためのコツをご紹介していきます。
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ドラセナワーネッキーレモンライムの魅力
ドラセナワーネッキーレモンライムは香りのよい白い花が咲くことがあります。
また、生長が早いのでどんどんと葉が増えて大きくなり、独特のレモンライム色が沢山見られるようになるのも魅力です。
丈夫で育て易いので気軽に育てることができます。
名前がとても長く「レモンライム」という名詞がそのまま入っているのは芸が無いとも思えますが、とてもフレッシュで可愛らしい印象を受けます。
ドラセナワーネッキーレモンライムの育て方、水やりは季節に合わせて
ドラセナワーネッキーレモンライムは多くの観葉植物と同じく寒いのが苦手です。
冬の間は生長が停滞します。
そのため水をあげる量を状態に合わせて調節する必要があります。
生長具合は気温に左右され、気温が高いとよく成長して気温が低いと殆ど生長しません。
植物には水が必要ですが、その量は生長具合によって異なります。ぐんぐんと生長している時には水を沢山吸いますが、殆ど生長していないときには水は少ししか必要としません。そのため常に同じ量の水をあげていると少ししか必要としない時には吸いきれずに土の中に残り、ジメジメとした環境になってしまいます。そうなると根が腐ってしまう場合があります。
ただし、冬の間に常時暖房の効いた温かい部屋に置いている場合には「乾いてから4日経過してからあげる」では足りない場合があります。暖房をして温かいと完全に休眠しないのである程度の水を吸い、鉢から蒸発する水の量も多くなるためです。置いている環境に合わせて水やりの間隔を調節しましょう。
ドラセナワーネッキーレモンライムの育て方で気をつけたい葉やけ
ドラセナワーネッキーレモンライムは日光を浴びて元気に生長します。
しかし、強すぎる日光はドラセナワーネッキーレモンライムを弱らせてしまう場合があります。葉焼けを起こしてしまうと場合によっては枯れてしまう場合もあります。
夏の日差しが強い時間帯には日陰に移したり簾をかけるなどの日除け対策をしてあげましょう。
外に置いておくとみずやりをする必要もなく、自然のままで調度良く管理されます。人が世話をするよりも元気に育ってくれるので、夏の間は是非とも外に置く事をおすすめします。
しかし、外に置くとどうしても土の中に虫が入ったり卵を産み、家の中に入れると出てくる場合があります。家の中に入れる際には虫対策の薬を使用することをおすすめします。鉢が大きくなるとかなり重たくなり外への出し入れが難しくなります。
夏に外に出さない場合には、直射日光を避けた場所に置きましょう。
ドラセナワーネッキーレモンライムの肥料の与え方
肥料はドラセナワーネッキーレモンライムがぐんぐんと生長している間に与えると効果的です。
春から秋までの間に、与える肥料の説明表示をよく読んで容量を守って与えましょう。薄かったり少ない分には問題ありませんが、濃すぎたり多すぎると肥料焼けを起こして枯れてしまう場合があります。
育て方で覚えておきたい植え替えのタイミング
植木鉢の中は、植え替えてから2年程度で根でいっぱいになります。
鉢の底の穴から根が見えていたら植え替え時です。
植物は地表に出ている部分が生長するのと同じくらい根も伸びていると言われます。
また、土は水をかける度に沈み、根が生長すると押されて硬くなってきます。土が固くなると水をあげても土の上に溜まり吸い込まれるまでに時間がかかるようになります。そのような状態になると根が水を吸いづらくなり土の中の栄養もなくなっています。水をあげても吸い込まれるまでに時間がかかるようになったら植え替えてあげましょう。
ドラセナワーネッキーレモンライムの幹の下部を掴んで根と土を一緒に引き出します。根の周りの土を6~7割程度残して新しい鉢に植えます。根が黒く腐っている部分がある場合には切り落としましょう。
あとは鉢に鉢底石を敷き土を入れて植えつけます。
最初に少し土を入れてからドラセナワーネッキーレモンライムを入れて根の周囲に土を入れていきます。土はしっかりと押し付けながら入れないと水をあげたときなどに土が沈んで少なくなってしまいます。特に根の間にもしっかりと入れるように心がけましょう。