竹のような見た目の観葉植物の種類や育て方について知りたい

観葉植物にはさまざまな種類がありますが、その中でも竹のような見た目や名前をしているものもあります。
そういった観葉植物にはどんな種類があり、育て方はどのようにすれば良いのでしょうか。
ここでは、そんな和のテイストに合うような観葉植物の種類や、育て方などについてご紹介いたしますので、是非参考にしてみてください。

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竹のような見た目の観葉植物とは?育て方はどのようなものなのか

小さな竹の様な見た目の小さな観葉植物、園芸店やホームセンターなどで見かけたことのある人もいるかも知れませんね。

最近では、100円ショップなどにも、置かれているところもあります。

竹のような観葉植物、ミリオンバンブー

バンブーとついているので竹かと思いきや、実は竹ではありません。

見た目は竹っぽいのですが、サンデリアーナという植物です。

サンデリアーナは葉が生い茂っていますが、葉を切り落とすと、すっかり見た目は竹です。

竹って、日本人にとって神聖な植物ですよね、悪い気を遠ざけてくれるとも言われています。

しかし、実際、本物の竹を育てるのは、難しいこと。もし、育ったとしても、かなりの大きさになってしまいます。

そんな人にオススメなのが、この観葉植物のミリオンバンブーです。

育て方は至って簡単。ある程度の暖かさがあれば、半日陰でも育ちます。水栽培でも育てることができますよ。

竹ような見た目の観葉植物の育て方のポイントと注意点について

この竹のような観葉植物「ミリオンバンブー」の育て方は、いくつかポイントと注意点があります。見ていきましょう。

基本の育て方

強い日光に当てない

明るい光は好みますが、真夏の直射日光などに当たると、葉が焼けてしまいます。
しかし、日光自体は必要なので、レースカーテン越しに日光が当たるように育てるのが理想的です。

10度以下にしない

5度以下になると、ミリオンバンブーは枯れてしまいます。

ですから冬などは、室内で育てるのがベストでしょう。

10度以上の環境で育ててください。冬は、気温差が激しい窓辺などに置くのも避けましょう。

暖房の熱が直接当たらないように注意してください。

水やり

鉢に植える場合は、土の表面が乾いたら、鉢底からしっかりと水が流れ出てくるくらいまでたっぷりと水を与えましょう。

夏であれば、涼しい時間を狙って水やりをすると良いでしょう。

冬には水やりの回数を減らす

その場合は、温かい時間に水をあげるようにします。

冬は3日に1回程度で構いません。

水の与えすぎは根腐れの原因になります。

水栽培の場合は根の先が浸かるように水を入れ、水が無くなったら2日程度置いてから、水を与えてください。

葉が黄色くなってきた場合は、水不足の証拠です。

肥料は1週間に1回程度

液体肥料は1週間に1回程度与えるべきですが、5月から9月は生育期であるため、月に1個は緩効性肥料を月に1回与えてください。

水栽培の場合は、1ヶ月に一回、液肥を与えましょう。

水はけの良い土に植える

水はけの良い土、そして保水力のある土に植えましょう。

観葉植物用の土がおすすめです。

下の葉が枯れてきたら、根詰まりの証拠。

保水力が低下するので、もう少し大きな鉢に植え替えましょう。水栽培をする際は、それほど大きくならなので、心配ありません。

植え付けは春から初秋に

春から初秋は生育期です。この時期に植え付けすれば問題無いでしょう。

植え替えは、真夏の暑い時期、または冬を避けて植え替えしましょう。暑い夏の時期や冬は避けて行ってください。

ハダニやカイガラムシに注意

乾燥すると、ハダニが発生してしまいます。冬は特に乾燥しやすくなります。

霧吹きでしっかりと葉に水を掛けてあげましょう。

カイガラムシがついた場合は、薬はあまり効果がありません。

  • 歯ブラシなどを使って擦り落としましょう。
  • 風通しが良いところに移動しましょう。

竹という字が使われてる観葉植物の種類と育て方

竹という字が使われている棕櫚竹(シュロチク)という観葉植物もあります。

竹という字が使われていますが、ヤシ科の植物

寒さに強いだけでなく、日陰でも十分に育つというすぐれものです。また、乾燥にも害虫にも強いという特長もあります。

耐寒性は0度以上、外でも越冬が可能

和のイメージも強く、料亭なんかにも良く置かれています。しかし、美しい葉っぱのおかげか、洋風の部屋にもピッタリ。

上手に育てれば5m程度まで大きくなりますよ。

アジアンテイストな観葉植物である棕櫚竹の育て方のポイントと注意点

このアジアンテイストの観葉植物、棕櫚竹。

丈夫なことから放おっておいても勝手に育ちそうなイメージがありますが、育て方にはいくつかポイントと注意点があるので見ていきましょう。

棕櫚竹(シュロチク)の育て方

  1. 半日陰で育てる。強風には当てない。
  2. 春から秋は土が乾いたら水を与える。冬は乾燥気味で。
  3. 春から秋は、緩効性の肥料を2ヶ月に1回与える。冬は与えない。
  4. 水はけの良い土に植える
  5. ハダニが発生しないように、葉に霧吹きで水をかける。
  6. 万が一ハダニやカイガラムシが発生したら、薬剤を散布する。

これさえ気をつければ、棕櫚竹はどんどん育ってくれるはずです。

和のテイストに合う観葉植物とは

和っぽいテイストの観葉植物は人気があります。洋風の部屋でも、和のインテリアを楽しむ人もいます。

和のテイストに合う観葉植物は、ミリオンバンブーや棕櫚竹だけではありません。

和の雰囲気をもっと引き立てたい、和の緑を楽しみたいというあなたに、他にもおすすめの植物があるので2つほどご紹介しましょう。

観音竹

葉っぱは竹にちょっと似ている観音竹。これもヤシの仲間です。葉が熊手の形に見えることから、開店などのお祝いとして、福を招くという意味で送られることもあるようです。縁起のよい植物ですね。

オリヅルラン

オリヅルランは丈夫な植物で、育てやすさが魅力です。鉢植えだけでなく、水栽培でも育ちます。
細い茎を伸ばして、その先に子株をつけます。その子株が折り鶴に似ているということから、この様な名前がついたと言われています。

半日陰で育てましょう。上手に育つと、白い可愛い花が咲きますよ。

どうでしたか。和のテイストに似合う育てやすい観葉植物は見つかったでしょうか。

ポイントを押さえれば育て方としては、それほど難しくないものも多く存在します。
早速、育てて見たくなったという人もいるのではないでしょうか。

和のテイストに合う観葉植物は、日本人の私達の心にもしっくり来るはず。癒やしの効果も期待できますよ。