パキラの花の咲かせ方や、育てるコツについて知りたい

パキラという植物をご存知でしょうか。
お家で観葉植物を育てたことがある人であれば、聞いたことがあるかも知れません。
パキラは緑を楽しむ植物として有名ですが、実は花を咲かせることも出来るのです。
しかし、その方法は意外に難しく、ただ水や肥料をあげているだけで咲くことはまずありません。
そんな、とても珍しいパキラの花の咲かせ方や、パキラを育てる時のコツなどについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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パキラとは、そもそもどんな植物なのか

パキラという観葉植物は人気も高く、私たちの生活にも自然に溶け込んでいる存在です。

パキラの印象としては、艶のある鮮やかな緑色の葉が目に止まりますが、実は花を咲かせることもあるのです。

花の咲かせ方だけではなく、改めてパキラという観葉植物への理解を深めていきましょう。

パキラは観葉植物の定番でもあり、置かれているシチュエーションもさまざまです。
こうして目にする場面が多いのは、パキラに魅力があるということでもあります。

パキラは育てやすい

育てやすいからこそ、さまざまなシチュエーションに置かれているのです。

観葉植物の手入れが初心者の方でも、失敗知らずに育てることが出来るでしょう。

パキラは中南米が原産地なので、特に気候に共通点のある日本ではより育てやすく感じるのかもしれません。

パキラは縁起が良い

パキラの魅力は育てやすさだけではなく、縁起の良さもあります。
運気を呼び込み高めてくれる効果もあるようで、華やかさをプラスするだけではなく運気の向上のためにパキラを育てている方も少なくはないようです。

特に仕事運に効果があるようなので、仕事運を向上させたい方にはおすすめです。
活力をもたらせてくれますよ。

パキラの花の咲かせ方は、スタートからがポイント

育てやすさが好評なパキラ、しかし花を咲かせることは簡単なことではないようです。

パキラが花を咲かせるためには、条件をクリアしなければなりません。

花を咲かせる条件は種から育てること

その条件なら意外と簡単、と思うかもしれませんがこれこそが至難の業なのです。

パキラの種は、日本ではお目にかかることは出来ないと言ってもいいでしょう。
流通していない種を手に入れて育てることは出来ません。

日本でパキラの花を咲かせるのであれば、種から育てられた株が必要になります。
挿し木の株では花を咲かせることは不可能だと認識していいでしょう。

パキラの花を咲かせるためには、スタートが肝心になるのです。

パキラの花の咲かせ方とは、忍耐

パキラの種を手に入れることが出来ても、花を咲かせるためのスタートラインに立てただけです。
確実にゴール出来るとは限りません。
ゴールまでの道のりは険しいものです。

まずはパキラの種の発根から

カビが発生しやすいので発根させるだけでも大変に感じます。
カビをそのままにしていては、一緒に発根させている種にまで影響を与える可能性があるのですぐに取り除きます。

発根出来たとしても、まだまだ喜ぶには早いです。
種を植えても、全てが発芽するわけではありません。
というより、発芽しない方が多いようです。

観葉植物としてのパキラは丈夫ですが、花を咲かせるためのパキラは扱いが難しいのですね。

発芽したら日当たりのいい場所へ

成長を待ちます。
こうして大事に大事に育てても、花を咲かせるのは10年先の話です。
早くても5年もの時間が必要です。

パキラに花を咲かせたいという強い気持ちがなければ、絶対に途中で挫けてしまう年月です。
パキラの花を咲かせるためには、強い忍耐力が不可欠です。

パキラの花の咲かせ方、じっくりゆっくりパキラを育てよう

パキラを育てることは難しいことではありませんが、花を咲かせるとなるとなかなか難しいようです。
時間をかけ根気強く育てる覚悟がなければ、花を咲かせる前に挫折してしまうかもしれません。

丈夫で寒さや乾燥にも強い、それは成長したパキラの場合

成長途中のパキラにはたっぷりの日光を浴びさせてあげましょう。

人間も育ち盛りの方が、たっぷり栄養を摂るべきだと言われていますよね。

ただし、強い直射日光は禁物です。
パキラの葉を変色させ、枯らす原因にもなってしまいます。

直射日光ではなく陽の光を感じられるような、程よく日陰があるような場所が適しているでしょう。

日光と同じく大切なのが水やりの度合い

水が不足して土が乾ききってしまうことも良くないですが、水をやりすぎてしまうのも良くありません。
根が腐ってしまい、花を咲かせるどころか葉まで元気をなくしてしまいます。

土の表面が乾いたら水をやるくらいの頻度で問題ありません。
乾き方は季節や気候によっても違うので、必ずこの周期で水をやる!とは決めないで状況に応じて変えて下さい。

水をやるとき、一緒に葉にも水を吹きかけて下さい。
葉にも潤いがある方が丈夫に育ちやすいですよ。

パキラをおしゃれに飾りたいなら

パキラは三編み状のなんともオシャレな幹が印象的です。
こんな風にオシャレに成長するなんて、やはり人気の観葉植物として存在していることが納得です。

いえいえ。
パキラの幹は編み込まれて伸びるわけではありません。
人の手で編まれているのです。

パキラの幹は編みやすいように、細く柔らかい時期がある

編む場合は、このタイミングを狙って編み込みます。

幹が太くなってしまっては、とてもじゃないけど編むことは出来ません。

それほど大きくないパキラを飾るなら、可愛い鉢を選んだり、空き瓶を鉢の代わりに使用してもいいですね。

透明の空き瓶を使う場合は、土と砂を層になるように入れたりすると、パキラをオシャレに引き立たせることが出来ます。

パキラの花を咲かせることは非常に根気のいることですが、だからこそ花を咲かせたときの喜びも計り知れませんね。

花を咲かせることが出来なくても、観葉植物としての魅力もたくさんあるので大切に育ててあげて下さいね。