幸福の木は、名前の縁起の良さや、見た目のおしゃれさで人気のある観葉植物のひとつです。
インテリアとしてもおすすめですが、植物ですので何らかの原因で枯れることもあります。
枯れてしまったと思っても、原因と正しい対処方法を知ることで、以前のような元気な姿を取り戻せる可能性もあります。
ここでは、幸福の木が枯れてしまう原因として考えられるものをいくつかご紹介しますので、その症状に合わせた対処を行ってあげてください。
観葉植物ベンジャミンの育て方。置き場所や水やり、基本のお世話
ベンジャミンは人気の観葉植物で、お部屋のインテリアとしてはもちろん、お店などでもよく目にする植物です...
ユッカ・ロストラータの基本的な育て方。迫力があるのは屋外栽培
幹や葉の形が特徴的で格好いいイメージがあるユッカ・ロストラータ。インテリアとしても人気ですが...
観葉植物【ポニーテール】 切り戻しのやり方と元気に育てるコツ
ふさふさをした葉っぱと丸みを帯びた幹の部分が魅力的な観葉植物のポニーテール。見た目だけではなく育...
幸福の木の枯れる原因を知るために、置いている環境を見直してみよう
だとしたら、何か原因があって、あなたの自宅にある幸運の木、元気がないのだと思います。
日光の強さはどうですか?
幸運の木が枯れやすい原因の一つに、日当たりの強さがあります。観葉植物によっては、あまり日光に当たりすぎると、逆に弱るものもあります。でも、幸運の木に関していえば、日光との相性はよく、日光から元気をもらいます。ですので、日光が当たりにくい場所に置いてあると、幸運の木は元気をなくし、枯れます。
ただし、当たりすぎると、人でいう日焼けをしてしまい、葉っぱがやられます。弱っている原因が強すぎるのか、それとも当たらなすぎなのか、幸運の木を見て判断して下さい。
適切な気温かどうか
なんだか人間と一緒のようにも思えますが、幸福の木を育てるにも、適切な温度があります。あまり熱すぎても枯れますし、冬は寒すぎてもそれが原因で枯れてしまいます。もしかしたら、気温が原因で枯れているのかもしれません。
幸福の木が枯れる原因を知るために、土の様子も見てみよう
幸福の木は、土の状態によっても、枯れてしまいます。幸福の木に限らず、他の観葉植物に関しても言えるのですが、水やりのやりすぎや適切な時期に肥料を与えないこと、これも枯れる原因になります。
水がありすぎても、なさすぎても枯れてしまう
幸福の木に関して言えば、見た目で
と自分で判断しても、大体の場合、まだ乾ききっていないケースの方が多いです。
ですので、あなたが思っている以上に水やりをする必要はないかもしれません。
少しドライな感じで育てると、あまり枯れないと思います。
成長する時期に肥料を与える
4~10月の間は幸福の木は成長します。この時期に肥料を与えないと、枯れ気味になると思います。
幸福の木は、育ち過ぎも枯れる原因になります
幸福の木というより、観葉植物全般に言えることなのですが、順調に成長すると、根が鉢の中に沢山になります。鉢の中に根が沢山あることが原因で、それ以上育つことができなくなります。そうすると、幸福の木が枯れるという状態に至ります。
あなたは幸福の木をどのくらいの期間の間、育てていますか?
もし、長い期間育てていて、これまであまり問題も抱えず、枯れることもなく育ててきたのなら、根の部分も既に成長しています。そうすると、これまで使用した鉢では小さすぎになり、より大きなサイズの鉢を用意しなくてはいけなくなります。
これが幸福の気が枯れる原因になる一つの原因になります。根が鉢の中で沢山になってしまい、根が本来の力を発することができなくなります。それが原因で幸福の木が枯れてしまうのです。
もし鉢植えのサイズが小さすぎることが原因で枯れているのなら、植え替えをすることで幸福の気は蘇ります。より大きなサイズの鉢植えを用意して、鉢の入れ替えをして下さい。それで、枯れている原因を解消することができます。
幸福の木が枯れる原因は、もしかしたら虫や病気かも
では、ひょっとしたら、虫が葉っぱについて、それで幸福の木が枯れかけているのかもしれません。
葉っぱをチェックして下さい
何か黒い点は見当たりませんか?色が黒で虫であれば、それは多分アブラムシだと思います。色も黒だけではなく、緑であったり、黄色だったり様々です。このアブラムシ、幸福の木についてしまうと、栄養素を吸うので、幸福の木は枯れてしまいます。
葉っぱの色が薄くなったら、それが原因だと思います。虫が発生していたら、大体目で確認できるので、駆除のタイミングも遅れないと思います。アブラムシは早めに駆除しないと、大量発生に変わってしまいます。そうなると、駆除するのも大変です。早めに処置して、幸福の木が虫からの被害にあわないようにして下さい。
幸福の木が枯れないようにするには、時には剪定も必要です
どうして、幸福の木の剪定をする必要があるのか、しなくてもいいなら、面倒なことはしたくないですよね?
剪定をした方が、幸福の木の全体的なバランスが取れるというのも理由の一つ
ですが、もう一つの理由は、剪定をすることにより、必要な栄養を余分なところに送らなくても済む、つまり、必要なところな部分だけに栄養を送れる、だから幸福の木が枯れなくて済むというメリットがあります。
やった方が幸福の木も枯れにくくなります。ある程度成長して、枯れ気味なら、恐らくもう全体には栄養はいかない状態なのだと思います。剪定をして、必要な部分だけに栄養が行くようにして下さい。余分な部分に栄養が行き渡ってないから、幸福の木が枯れ気味になる。これも、幸福の木が枯れる原因になります。成長したら、剪定をした方が無難ですね。
幸福の木が元気がない、枯れ気味な時、どんな原因が考えられるのか、日光の強さ、土の状態、剪定をしているのか、肥料を与えているのか、などの視点から原因を説明しました。特に土が湿っていると、幸福の木は枯れやすくなります。水やりの量には気をつけて下さい。また、虫が発生すると、虫が成長に必要な栄養素を吸ってしまい、枯れてしまいます。虫が原因にならないように、肥料の多さ、水やりの頻度を調節して下さい。それで、だいぶ幸福の木は回復すると思います。