パキラには実生と挿し木がある?誰でもわかる見分け方

パキラはよく見かける観葉植物の1つ、お家で育てている方も多くいらっしゃいます。そんなパキラに花が咲き、実がなることをご存知でしょうか。

しかしパキラの木が実生でなければ、つぼみをつけることも、実をつけることもありません。

そこでパキラの実生に見分け方、挿し木と実生の違いについてご紹介をいたします。花を咲かせるだけでなく、実生と挿し木ではフォルムにも違いがでます。パキラの形にこだわる方もぜひ、こちらを参考にして好みのパキラを見つけてください。

観葉植物カポックの葉がベタベタする原因「害虫」と対処法

マンションでも育てやすい観葉植物として人気のカポック。比較的丈夫だと言われていますが、葉を触った時に...

ガジュマルは観葉植物初心者でも育てやすい木。基本の育て方

観葉植物のガジュマルは個性的な幹が印象的な人気の植物です。ガジュマルは数ある観葉植物の中でも、丈夫で...

ポトスの増やし方。挿し木や水挿しで増やすコツと注意点

観葉植物のポトスはお部屋のインテリアにも馴染みやすく、人気の植物です。このポトスは、自分で増やすこと...

ベンジャミンバロックの基本の育て方と注意点を理解しましょう

観葉植物初心者でも育てやすいと言われている「ベンジャミンバロック」。しかし、置き場所や水のやり方には...

ペペロミアホープの育て方!上手に育ててお部屋のインテリアに

お部屋に観葉植物を飾りたいと思ったときは、ペペロミアホープがおすすめです。ペペロミアホープは育て方が...

モンステラの茎から伸びる気根は切る?気根のお手入れ方法

モンステラを育てていると、茎から根のようなものが生えてきます。初めてモンステラを育てる方は、ちょっと...

ウンベラータの土を好む害虫の正体と対処法、予防方法を解説

ハート型の大きな葉が可愛らしいウンベラータですが、乾燥した土を好む害虫が潜んでいる可能性があります。...

プラントリアンヌ

アスパラガス・スプレンゲリーの育て方。置き場所や水やり、肥料

観賞用のアスパラガス・スプレンゲリーは、葉に光沢があり、繊細な葉が印象的です。インテリアとしても人気...

観葉植物を旅行で枯らさない!留守中の水やりやおすすめの対策

長期休みを利用しての家族旅行や、年末年始で家を長い間留守にする場合に、自宅でお世話している観葉植物の...

モンステラの気根による増やし方、剪定方法から飾り方までご紹介

個性的な葉をもつモンステラは、地中の根以外にも気根と呼ばれる根があり、気根による増やし方が一般的です...

観葉植物【ポニーテール】 切り戻しのやり方と元気に育てるコツ

ふさふさをした葉っぱと丸みを帯びた幹の部分が魅力的な観葉植物のポニーテール。見た目だけではなく育...

幸福の木が枯れる原因や、対処方法などについて知りたい

幸福の木は、名前の縁起の良さや、見た目のおしゃれさで人気のある観葉植物のひとつです。インテリ...

ポトスの水栽培にも肥料が必要!水栽培に適している肥料について

ポトスは育てやすい観葉植物として、観葉植物の初心者の方にもおすすめされています。また土栽培だけではな...

アデニウム・オベスムの花の特徴と咲く時期と気になる冬の管理

アデニウム・オベスムの花を見たことはありますか?とても美しい花を咲かせ、その別名は「砂漠のバラ」...

テーブルヤシの育て方について上手に育てる方法を紹介します

テーブルヤシは育てやすいと言われている観葉植物ですが、間違った育て方をしてしまうと葉が枯れてしま...

パキラには実生と挿し木の2種類があります

パキラは観葉植物の中でもとても有名ですよね。
風水的にも幸運をもたらすと言われてとても人気がありますよ。パキラを育てたいと思ったとき、多くの人はお店に探しに行くと思います。
すると、形が違うものがあることに気づく方がいるかも知れません。

幹の根元がまるで徳利のように膨らんでいるものと、一定の太さのものです。

これはタネから育てた苗と、挿し木で増やした苗の違いです。

パキラは「実生苗が良い。」と耳にしたことがありませんか?

実生苗とはタネから育てた苗のことで、根元に膨らみがある苗がそれです。

もう一つの根元から幹にかけて同じ太さのパキラは、挿し木の苗です。
挿し木とは、パキラの枝を土にさして根を生やさせたものです。

どちらも元気に育ちますが、大きく育てたいなら実生苗が良いでしょう。
実生苗のほうが生長が早いと言われるからです。

パキラの実生の見分け方は根を見ると一目瞭然

パキラの苗が実生苗かどうかを見分けたいなら、根に注目するのも良いでしょう。

挿し木苗の場合はすぐに判断できますよ。

挿し木は枝をカットして土に挿して根を生やす方法なので、土に埋まっている幹の側面から根が生えていて、先端部分はスパッと斜めや真っ直ぐにカットされた形跡がありますから、挿し木であることは一目瞭然です。

反対に実生苗の場合は、種から徐々に大きく成長していますので、スパッと鋭角な部分は見当たらないはずです。
幹の太さにもよりますが、湾曲な尻窄まりな形の部分から根がたくさん生えているはずです。

ただし、苗を購入する時に根を確認させてくれるお店はなかなかありませんから、購入後の植え替えまでは見ることが出来ないかもしれませんね。
知識の1つとして、とどめて置いていただければ幸いです。

根を確認できない場合のパキラの実生の見分け方

パキラの実生苗をお店で見分けるときには、根元を確認するのが一番です。
なぜならお店で根っこの見せてもらえることは、まずありませんから。

パキラが植えられた状態で実生を見分けるには、根元が膨らんでいることを確認しましょう。

徳利のようにずんぐりむっくりな姿であれば、間違いなく実生苗です。

しかし、まだ小さなパキラの苗の場合には、まだ根元がそれほど膨らんでおらず、実生苗か挿し木苗か迷ってしまうこともあります。

そういう時にチェックしてほしいのが、子葉です。

子葉とは、発芽してすぐにひらく一番最初の葉です。
その後生えてくる葉とは形が違い、丸い形の葉なのですぐにわかりますよ。

子葉があるということはタネから育っている証です。
ですから実生苗ということになります。子葉はある程度苗が大きくなると落ちてしまうので、小さな苗限定の見分け方です。

その他のパキラの実生の見分け方もご紹介

ここまでご紹介した実生苗パキラの見分け方は、以下の3つです。

  • 根元の膨らみの有無。
  • 根の先端部分が尻すぼまりになっているかどうか。
  • 子葉の有無(小さな苗限定)

実はこれ以外にも見分ける方法があります。

幹の上部が水平にカットされている苗は挿し木です。
一般的に観葉植物をそのような形に仕立てることはありません。
それが挿し木ではなく実生苗の場合、幹からカットしなくていけないほどの何か(病気や害虫など)があったと考えられるので、あえて選ぶべきでは無いでしょう。

また、パキラ数本を編み込みして仕立てている鉢も注意しましょう。
根元を観察してくださいね。

多くの編み込みパキラは挿し木苗が使われています。
ただし、中には実生苗で編み込んでいる鉢もありますから、根元の膨らみをしっかりと確認して選びましょう。

観葉植物は風水にも良し!風水的に良いパキラの置き場所について

パキラが観葉植物としてとても人気があるのは、見た目や育てやすいことだけでなく、風水的に良いとされることも理由の一つでしょう。

パキラの和名を知るとそれもうなずけますよ。
和名は、「発財樹」です。「お金を生み出す樹」と言われ、とても縁起の良い植物なのです。
また、仕事運もアップするといわれています。
お店や事務所などでよく見かけるのは、商売繁盛という願いも込められているのでしょう。
もちろん、一般家庭に置いても重要な願いですよね。
金運なら西や北西、仕事運なら東や北西に置くのがよいとされています。

また、パキラの丸みを帯びた葉は気の流れを良くしてくれると言われます。
そのためリビングに置くとみんながリラックスできて家庭円満の効果を期待できますよ。

パキラは丸みを帯びた鋭い葉をしている観葉植物ですよね。
この葉の形は気の流れを整えたり、邪気を払う効果があると言われます。

そのため、リビングなど人の集まる場所おけば気の流れを整えて家庭円満、玄関におけば邪気を払ってくれ、不浄な場所といわれるトイレにおけば浄化して運気UPの効果を期待できるでしょう。

風水的にはとても優秀な観葉植物であるパキラですが、枯れたりしおれた状態ではその効果も期待できません。
美しく仕立ててこその効果ですから、適切にお世話をして元気に育ててくださいね。